【13】BLACK LAGOON 第1話-第5話 感想
E01 The Black Lagoon ハリウッドなんざよりよっぽどエンターテインメントじゃねえか ⭐⭐⭐
ブラックラグーンはパチスロで知りました!スタイリッシュなハードボイルドガンアクションアニメのイメージでしたが、はてさて実際鑑賞した感想を書いていきまーす。
まずは第1話。ロックこと岡島が運び屋・ラグーン商会のメンバーと出会い、事件に巻き込まれていく様子が描かれます。
1話から主要登場人物のレヴィ、ダッチ、ベニー、バラライカ総登場!まず名前がカッコいいですね!
出てくる登場人物全員が海賊だのマフィアだの一癖も二癖もあるキャラばかり。
それに対する日本のフ・ツ・ウのサラリーマン・岡島の構図が面白いです。
ラグーン商会に明らかに不釣り合いなサラリーマンがどんな化学反応を起こしていくのか引き続き2話目も見ていこう。
E02 Mangrove Heaven 沸騰していた俺の血液は元に戻っていた ⭐⭐⭐
ディスクを奪うために武装ヘリに追われるラクーン商会。いつのまにか川の上流へと追い詰められ絶体絶命の状況に。
打つ手なしと思われた状況で、アイデアを出したのは何と岡島だった!
沈没船を使っての船VSヘリの正面激突は見ごたえあり。撃退したレヴィ一行はバラライカにディスクを渡して任務終了。
「戻るか」と岡島に聞いた景山部長に対して、岡島は「ロック」として生きていく決意を固める。
前話に引き続き、この個性あふれる海賊たちの物語の始まりを描いたエピソードでした。景山部長の家族は普通の幸せそうな家族でしたね。
E03 Ring-Ding Ship Chase 挟撃を挑むなら火線が互いを避けるように配置するのが定石なんだよ ⭐⭐
背徳の港ロアナプラ、快楽の街ロアナプラ。
ラグーン商会のクルー達が日常を過ごすシーンが描かれます。
ロックは果物を買って、皆に分けていますが不評のようでした。
悪人だらけのこの町では、悪人にも道理があるようです。
ロシアンマフィアと付き合いを深めているダッチに対して、別の悪党のルアクは気に入らない様子。ダッチはバラライカの方が「仁義の通しを知っている」と軽口を叩く。
そんなラグーン商会に、新たに依頼が舞い込んだが、それは船舶の横領物資を受け取ること。海に出たラグーン商会だがすぐに不審な船舶に囲まれます。
ルアクの野郎に罠をはめられたと悪態をついたダッチはレヴィに反撃に出るように指示します。
レヴィの圧倒的な戦闘力によって敵はあっという間に壊滅。ルアクもバラライカにより抹殺された様子。
ロアナプラの世界と悪党たちの日常が描かれた回。
レヴィは働き損だと悪態をつきますが、ダッチから酒を飲もうと誘われ機嫌を直したようでしたね。
E04 Die Rückkehr des Adlers バタビア…ジャカルタのオランダ植民地時代の名称 ⭐⭐⭐
ラグーン商会のメンバーは、ナチスの潜水艦に残された戦時中の絵画を回収する任務を引き受けます。
潜水艦への侵入メンバーに選ばれたのはレヴィとロック。
ロックにとっては初めて危険な任務に参加することになる。順調に侵入を進めたレヴィとロックだが。すぐ近くには怪しい船舶が接近していた。
戦時中のドイツ軍のUボートが描かれます。彼らが戦争をどのように生きていたのか、そしてどんな結末だったのか、潜水艦という密室空間で起こった事件も描く少しミステリ要素もある回でしたね。
E05 Eagle Hunting and Hunting Eagles ⭐⭐⭐⭐
潜水艦内でお目当ての絵画を探索するレヴィ一行。
レヴィは勲章など金目になりそうなものを集めています。そんなレヴィに対して置いていこうよというロック。
それに対してレヴィは「これは物だよ。ロック。とことん意味を還元していけば残るのはその言葉だけだ。物っていう単語だけだ。改めて価値を付け直すとしたら、それは思い出なんて世迷い言じゃねえ。それは万人が認める共通のテーマだ。金だよ。それ以外の価値なんざ、感傷だらけの戯言。」と話す。レヴィの考え方や過去が明かされる回。正直、このレヴィの合理的な思考には共感しますね。対して平和ボケしたロックの言動は言行不一致さすら感じて残念さすら感じました。ここは日本ではないんだぞと。
何とかネオナチの襲撃をかいくぐり脱出したレヴィとロック。奪われた絵画を取り戻しに、第6話へと続きます。