進撃の巨人 アタックフェス DAY2 のレポート・感想 最高でした!

初めての進撃の巨人 イベント参加 in Kアリーナ

 昨年11月に遂にアニメ最終話を迎えた進撃の巨人。

 私はファイナルシーズンからのリアルタイム視聴勢。

 正直、アニメに限らずテレビ番組をリアルタイムで見るのに、これ程、熱中した作品は久しぶりでした。

 シーズン3迄をリアルタイムで見なかった後悔も感じました。そんな時、「進撃の巨人」イベント開催を知り、初めてでしたが勢いでチケット入手。2日目に行きました。

 当日は、17時スタートで終わりが21時前の約4時間と想像以上の長丁場。正直疲れました笑

 …が、歴史に残る名作の最後のイベントにふさわしい朗読劇とコンサートだったと思います!

↓入場時に配られていたチラシ

ライブパート 進撃の巨人に欠かせないサウンドを体感!

 スタートはElianaさんの【ətˈæk 0N tάɪtn】からスタート。Youtubeの動画にもありますが、やはり生で聴くと迫力が違います。バックの大画面スクリーンにアニメの名シーンが綺麗な映像で流れています。

 そんな感じでバックにアニメ、そしてアーティスト陣
(澤野弘之,KOHTA YAMAMOTO,Eliana,Lacp,mpi,SennaRin,cumi,Hannah Grace)、
バンド、オーケストラの演奏が次々に披露、合間に声優陣の生アフレコによる朗読劇が挟まれる形式。

 基本的にシーズン1→2→3→ファイナルと約3時間かけて進む形式でした。

 2万人の観客と一緒に進撃の巨人の1話から最終話迄を見るというのは貴重な経験でした。

 オーケストラの演奏時に流れる大画面のアニメは映像だけで声は流れていないのですが、脳内再生できる、有名なシーンばかり。感動シーンでは場内のあちこちですすり泣く声が聞こえて、自分も思わず泣・・・以下、印象に残った曲。

・Bauklötze・・・ファイナルシーズンではハンジの最期のBGM。映像はそのシーンではなかったですが、やっぱり良い。

・call of silence・・・切ない系の曲はシーズン2の展開にも合致。ユミルとクリスタの関係性が好きだったなあ。

・The Reluctant Heroes・・・リヴァイ兵長の戦うシーンに合致。盛り上がります。

・Memory Lane・・・他の進撃の巨人BGMにはない曲調が好きです。

・Ashes on The Fire・・・ファイナルシーズン序盤を盛り上げた曲。戦槌の巨人を大画面で見れて大満足。

・Splinter Wolf・・・最終パート前半の最期を盛り上げてくれた曲。もちろんバックではあの突撃シーンが流れてます。

「Barricades」が無かったのが残念でしたが、序盤から名曲の連続でこのペースで大丈夫かと思うほど。改めて澤野弘之さん他、進撃の巨人を彩るサウンドの凄さを感じました!

朗読パート 名シーンの生アフレコとライナーいじり

 オーケストラの演奏とライブの合間には声優たちの朗読劇がありました。

 最初は、アルミン役の井上麻里奈さんが、進撃の巨人の世界観を紹介。それぞれの声優達がシーズン1の序盤を紹介していきます。皆さん分厚い台本を持っていました。喋っている声優さんにスポットライトが当たり、バックにはアニメの映像が流れる形式。個人的には声優さんの演技をよく見たかったので画面にもっと声優さんを映してほしかったなあ。

・一部忘れ、思い違いがあるかもしれませんが、演じられていたのは、進撃の巨人第3話「面構えが違う~ふかした芋です迄のシーン」、16話「今、何をすべきか、エルウィン団長の演説と調査兵団入隊シーン」、23話「微笑み アニの正体発覚シーン」、52話「光臨 ベルトルトの苦悩と覚悟のシーン」、55話「白夜 アルミンとエルウィン団長、どちらを救うかのシーン」、最終話の「エレンとアルミンの会話」「エレンとアルミンの決着後~ミカサのいってらっしゃい迄」

・これらが全部生アフレコ。感動が再び蘇ると同時に声優さんのキャラと同化した演技に圧倒されました。

・今回はそれプラス、オリジナルの台本ドラマが2回披露されました。1回目は中盤、ガビとファルコがどちらが鎧の巨人を継承するかと意地の張り合いをしているところにライナーがやってきて・・・という話。2回目はファイナルシーズン最期、パラディ島へ向かう船内でライナーが行方不明になって・・・となぜか、2回ともライナーをフューチャーした作品。やはりライナーは製作スタッフに愛されてますね笑。ここにライナー役の細谷佳正さんが来ていないのも面白いです。

最期はキャスト勢揃いでの大団円!

 アニメの最終話のシーンが流れ、大画面に「The End」会場大拍手。ここで終わりなのかと一瞬思いましたが、MCの松澤千晶さんが登場。ここで澤野弘之さん、KOHTA YAMAMOTOさん、声優陣の皆さんが全員登場。圧巻でした。

 一人一人の言葉が重く、いかに進撃の巨人が特別な作品だったのかと自分の認識もまだまだ低かったのだなと思いました。そして、改めて「進撃の巨人」という作品は終わったんだなと寂しさも覚えました。いよいよフィナーレ。「心臓を捧げよ」で終演。最後はエレン、ミカサ、アルミン3人が最後まで残り、もう一度「心臓を捧げ!」フィナーレを飾るにふさわしい演出でした。

 以下書ききれないので箇条書きで感想です。

・個人的に良かったのはエルウィン団長、ベルトルト、サシャブラウンの声が聞けたこと。エルウィン団長の勇士、ベルトルトの優しさ、サシャの楽しさを思い出しました。

・お客さんが若い!男女比率で言うと女性比率が7割弱だった印象です。緑のフードがついた団員服を着ている方も結構いました!

・ジャン役の谷山紀章さんの「ジャンは感情移入しやすいキャラ」という言葉に共感。

・サシャ役の小林ゆうさんの「ふかした芋です」が最高。

・リヴァイ役の神谷浩史さんの「失ったもの」が気になった。リヴァイを演じる責任感の強さが正にリヴァイ兵長そのものを感じた。

・ガビ役の佐倉綾音さんのパンフのコメントって?

・ハンジ役の朴璐美さんはまさにハンジだった。

・ミカサ役の石川由衣さんがエレン役の梶裕貴さんに最後にお願いしたセリフは素敵だった。

・グッズの巨人ペンライト持ってる人結構いた。今後の使い道の為にもイベントは続いてほしい・・・

・コニーの心臓を捧げよいじり笑

・進撃の巨人の作画はやっぱり素晴らしい。大画面で見れるイベントをいつか開催してほしいです!

・フェスっていうんで盛り上がるのかなと思いましたが、全体的な雰囲気は「静」。クラシックのコンサートに来ているような、一つ一つ丁寧に丁寧に「進撃の巨人」を振り返りながら味わうイベントでした。「動」を味わう1日目も行きたかったなあ。

 進撃の巨人という作品は終わりましたが、きっとこれからも見返し思い出す、そんな作品になると思います。

そんな作品に対して、このような素晴らしいイベントを開催してくれたことに感謝しかないです。最高でした!

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