ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー のレビュー・感想・評価

レビュー 『みんなが知っているマリオは楽しさが詰まった傑作!』

 任天堂のゲーム『スーパーマリオ』シリーズの映画化作品。任天堂とイルミネーションが共同製作しました。

 登場人物については、もはや説明不要でしょう。ここまで、世界中で知られたゲームキャラクターは中々ありません。

 日本語吹き替え版で見ましたが、イメージにバッチリ合っています!

 更に日本語用の脚本で作られていますので、セリフにも違和感がありません。

 アメリカでは『クリス・プラット』『アニャ・テイラー=ジョイ』『ジャック・ブラック』と豪華俳優陣が出演しています。

 特にクッパ役のジャック・ブラックが良かったです。

 私自身、マリオのゲームはファミコンの頃から今迄「スーパーマリオブラザーズ」「スマブラ」「マリオテニス」「ペーパーマリオ」「マリオギャラクシー」と色々やっていますし、マリオは好きなゲーム作品です。

 そんな私ですが、本作品を通して感じたのは、原作愛に詰まった作品であること。流石、任天堂が制作に関わっているだけもあり、全てのシーンで観客を楽しませようとブラッシュアップして作品を作ったのだなと感じました。

 それと、これでもかというくらい【小ネタ=イースターエッグ】がたくさんあります。パンチアウトとかパルテナの鏡とかダックハントとか遊び心が詰まっています。

 かといって、ファン以外は楽しめないかというと、そんなこともなく丁寧に紹介してくれるので、初めてマリオに触れる方も楽しめます!

 映画を見て感じたのは、やはりマリオが配管工=ブルーカラーのヒーローであるから感情移入しやすいんですね。

 まるで、ゲームのステージを一つ一つクリアしていくようなゲームを見てる感じもある作品。

 楽しい映画体験をしたい方にお勧めです!

【DKラップ】が流れたシーンは泣きそうになりました!

 気に入っているシーンは【ドンキーコング初登場シーン】と【マリオカートをレインボーロードで走るシーン】。

 特にドンキーコング初登場時にかかるDKラップは最高でした。ドンキーコング64からとってくるなんてスタッフ最高かよ!

 ただ、唯一不満があるとするならドンキーコングのデザインはもっと原作よりが良かったかなあ・・・

劇場で体験するなら是非『4DX』で!

 本作品はコロナシネマワールドの【4DX】で鑑賞しました。

 それまで、4DXの映画は今迄観たことがありませんでした。

 その為、この映画なら4DXデビューにふさわしいんじゃないかと、何となく思い鑑賞しましたが大正解でした。

 上映中はとにかく揺れる揺れる、水が出る出る、遊園地のアトラクションに乗っているような感覚でした。

 上映時間が93分だったのも丁度良かったです。

 公開は終了しましたが、もし『2』があるなら是非4DXでの鑑賞をおススメします!

Blu-rayがおすすめ!

・本作品はAmazonPrimeでも見れますが、迫力のある映像と音響をより楽しむなら『Blu-ray』がおすすめ!


・ブルーレイには、以下の映像特典があります!!

▽特典映像

  • キャスト紹介
  • レベル別攻略法
  • 映画の舞台 徹底ガイド
  • “PEACHES”リリック・ビデオ
  • アニャが伝授するリーダーの心得

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