ガールズ&パンツァー 最終章 第1話のレビュー・感想・評価
レビュー 結論『1話だけじゃ、なんも言えねえ』
2023年12月、Huluにて鑑賞しました。全6話予定の『ガールズ&パンツァー最終章』の第1話です。2017年12月9日より上映されました。上映時間は47分と短め。
本作では、大洗女子学園が冬季の戦車道の大会「無限軌道杯」に参加、その1回戦の相手「BC自由学園」との戦いが途中まで描かれます。
大体、前半が日常パート、後半に戦車戦が描かれます。本作の評価は正直難しいです。週刊漫画のように話は「次回に続く!」のように終わるので第2話、第3話と見ないと何とも言えないです。
(これが制作側の思惑でしょうね笑)
ただ、ガルパンの世界観が好きな方、戦車が戦うシーンが見たい方は、満足できる作品だと思いました。なお、『TVシリーズ』『劇場版』がありますが、いきなり、最終章を見ても大体話は分かるかと思います。門口の広さもガルパンの魅力ですね。
『戦車』を扱う作品ですが、シリアスなシーンがほぼ無いので安心して見れます。逆にそこが現実離れしすぎて、流石についていけないと感じるシーンもいくつかありました。特に終盤の『橋のシーン』←無傷で乗り切れるのかよ!そういう所を「吹っ切れるかどうか」は、ガルパンに限りませんがフィクション作品を楽しむ秘訣なのかな。
私はどうしても気になってしまい、頭の中で突っ込みながら見ています…
ガルパンの世界を広げる『大洗のヨハネスブルグ』
大洗の知られざるアンダーグラウンドな世界が描かれます。
最終章に入り、ここにきてガルパンの世界を広げていくのは凄い。「ガルパンの世界にも不良がいる」んですね。
船底は治安が悪く、大洗のヨハネスブルグと呼ばれるようです。
ヨハネスブルグが治安の悪い街云々はともかく、単なるアニメシリーズの焼き直しにしない制作陣の工夫が見られて良かったです!
形が最高!『マーク4』
今作で初登場の戦車。イギリス製MK.1の改良型で1917年6月の「メッシーネの戦い」から実践に投入されました。
特殊小銃弾「K弾」にも耐えられるように装甲が強化されています。(Kは核や芯を意味するドイツ語「Kem」の頭文字)
今回からの新メンバー『サメさんチーム』が乗ることになりますが、存在感のある形状が最高!全長は8m4cm。
『イワシの頭も信心から』
イワシの頭のような一見「つまらないもの」でも、信じている者にとっては価値があるという意味を持ちます。
節分に「ひいらぎイワシ」と呼ばれる、柊(ひいらぎ)の小枝と焼いた鰯(いわし)の頭を玄関に飾り、新しい季節に向けて邪気や厄を払う風習から、このことわざの由来となっています。
ガルパンを見ているとこういう豆知識も学べます笑
Blu-ray特装限定版がおすすめ!
・ガルパンはHuluでも見れますが、迫力のある映像と音響をより楽しむなら『Blu-ray』がおすすめ!
・特装限定版には本編の他に以下の豪華特典があります!!
- 吉田玲子書き下ろし短編小説
- 『ガールズ&パンツァー 最終章』第1話 劇場上映記念特番(2017年12月12日放送)
- 『ガールズ&パンツァー 最終章』第1話 舞台挨拶
- 第21回 大洗あんこう祭(2017年11月19日開催)
- 秋山優花里の戦車講座(新作)
- ボービントン戦車博物館取材記1
- ノンクレジットOP・ED
- PV・CM集
- 特製ブックレット(48P予定)
- キャラクター原案・島田フミカネ描き下ろしジャケット